島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

それでも、深く、息を吸い込まざる得ない。

 

全てを肯定され、その後、全てを否定され。

 

全てを否定され、その後、全てを肯定され。

 

それが、音楽だって、結論した。気がした。

 

気がした。だけなのだけど。

 

それでも、僕ら、深く、息を吸い込まざる得ない。

 

 

 

触れることが怖くて、知ることも怖くて、

 

近寄らないことを心に誓いながらも、

 

いつか、俺、愛しき人と、守るべき人の、

 

その二人の性行為を直視しても勃起できるように。

 

それまで、僕、深く、息を吸い込まざる得ない。

 

 

 

この土地に、人に、音に、景色に、

 

飽きられ、呆れられる前に、

 

僕なんかでも生き残ることができる場所を、

 

早いところ、探せるように。

 

寄り添うことが、できるように。

 

そして、僕は、深く、息を吸い込まざる得ない。

 

だから、僕ら、深く、息を吸い込まざる得ない。

 

 

 

深く、息を、吸い込まざる、得ない。

 

 

生きていたい。