島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

心酔の勤め

遠くに揺れる。

知らぬ間に枯れた華ばかりを想う。

煌めく陽を、跨ぐ鯉達を見てる。

 


愛されたって嫌になって、愛し方も忘れて。

俺はただ、サビだけを探す。

 


欠ける月の下で、朧げな二人、酔いどれ。さえずり、夜の向こう。

駆ける都市の隙間、僕は多分、それ。君と同じ夢を見てる。

 


どうかしてる?

溶け出した日々、歌に変えても。

どうか、頼む。

巡る季節の側、僕の声を連れて行ってね。

 


消える影の向こう、

走っていく街の先。

全ての思い出、託し、

穏やかな日々、

探しに行こう。