忘れていけば楽なのに。
10月が今日で終わる。
俺たちの感覚は置いてけぼりで、
まだ余っている、すら気がする歳月を差し置き、
通り過ぎていく年月、季節。
10.20〜今日までに至り、
俺は震えるぐらい毎日が幸せで楽しい。
だから、尚更、とても寂しくなるし、
とても不安になる。
誰がなんと言おうと、
僕はあなたの目を忘れないし、
僕はあのバンドの言葉を忘れないよ。
恥ずかしながら、記憶力だけはいいんだ。
本当に大切なものを、大切と思えるように、
これ以上、優しさというものに逃げないように、
僕は身辺整理をしていく。
正解を教えてくれた貴方に僕は正解を教えてあげれなかったけど、やはり、どうしようもないものは、どうしようも無くて、酔って帰ってきた今、独りでに放った、只今の一言が四畳半に木霊して、僕は心の満たされない食事をとって、味なんかも分からないのに、その味の隙間に君への虚しさを悟るよ。
さようなら、また会おう。
それだけを遺して、僕はまた生き始めるよ。
またね。