島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

淡い、期待、未来。

最近の最近、

不透明だな。窮屈だな。

と思うことが、凄く増えたのだけれど、

正直、今までも変わらず不透明で窮屈だったはずなのだけれど。

 

多分、それは、昔よりも今の方が、鮮明に物事が見え出したり、必要か否かの基準がクリアになってきたからかもしれないな。

 

何を根底に生きればいいだろうか。

多幸感に包まれていると、

多幸感により、目を逸らしてしまう物事に、

のしかかられたりする。

まぁ、きっと、いつまでも、

こんな感じなんだろうけれど。

 

いつもよりも、

優しくいたいなと思う。

その尺度も、実現能力も、

昔よりは深くなっている気がする。

現実、周りに優しい人が増えたし。

 

時期尚早。そのうち、またホットな瞬間がやってくるはずだから、そこを見逃さない事だけが、今必要とされている。

 

 

実直

【実直】

 


正直、薄々、分かっている。

俺は何者でもなくて、

何者にもなれないということを。

蛙の子は蛙、その蛙、大海を知らず。

何処へも帰れず、気付いたら、沼の中。

 


傷つけてきた人の顔ばかり、思い出す。

借りた金の額、指折り、とっくに指は足りない。

後ろ指刺された日ばかり思い出されて、

夕暮れより、早く沈みゆく、心。

 


ロックスターの次は文豪で、文豪の先は何だ。

綺麗なお嫁さんの次は、毎日大変な専業主婦。

エモいとか青いとか、ロックとかパンクとか、

馬鹿みたいな日本語ばかりに侵食されちゃって、

どん詰まり、生き詰まり、行き止まり。

 


何が俺をイラつかせるのが分からない、

それ以前に今が現実なのかも分からない。

誰かからのディスなんて昨夜の布団で完結した。

まぁ、いいか。愛してるって嘯いて、手を握るよ。

 


死にたい自分と死にたい君を信じて。

全てが作用して、それらは熱を帯びて、

光が照らして、繋がって、僕等になるよ。

 


何も違わない。何も疑うな。

ファズに乗せて、歌おう。そうしよう。

喜んでいる。

僕等は、腐っても、バンドマンだから、

当たり前にライブハウスで、ライブをする。

 


そんな当たり前の現状は、

やはり当たり前ではなくて。

 


初心に還ろうにも、

経験が伴う以上、

初心でも無くなってくる。

 


置いてきた荷物を拾いに行く必要もない。

持ちきれない荷物も、置いていく。

置いてきたことは忘れないにしても。だよ。

それは悪いことでもない気がする。

 


ポジティブとかネガテイブという概念でもない。

イメージしたことは良かれ悪かれ、知らぬうちに、

現実になっていく。致し方がないまで致そう。

でも、それは痛そう。皮膚感覚をも連れて行きたい。

 


感謝をしている。そのお陰で生きれている。

それは詰まる所、俺の話でしかない。

そこで立ち止まり、考えた。また考えた。

 


それを、どんな形であれ、

君に返そうと思うこと、

実現に向けて無理をすること。

 


それを、愛と呼ばず、なんと呼ぶのでしょう。

 


また、未来を、想像した。

否定も肯定も此処にはない。

ただのムーヴメント。お疲れっした。

 


今日の現実は、感謝でした。


人性補欠はカッコいい。

俺らもかっこいい。

大好きな人たちは優しい。

あの子も相当、かわいい。


単純なこと以外は、

一先ず今日はなにも要らない。

恋は二日酔いに似ている。

 

その言葉に似たような事をベロベロバーな昨夜、考えていた。

 

恋は盲目なんて、そんな言葉を考える余地もなく、酔って酔って、酔い尽くした結果、誰に分かってもらえるでもなく、本当の自分の想い、して、他人に受け容れ易いものでもなく、ただ、誰をも巻き込まない思想や感情に対峙した結果、その結果のみが、僕等に許された恋心だと思う。そりゃもう、エゴもエゴに塗れた片思い的感情、思想であるとしても。

 

誰に共感される訳でも、誰かに否定される訳でもなく、盲目なんて言葉では片付かない。しっかりと目を見開き、目の前に広がる景色を、真っ直ぐ見つめるも、真っ暗。そう、ただ、真っ暗。僕の心にある君はどこですか?あの瞬間の光はどこですか。

 

そんな俺の日々の中でも、俺の想い増していくばかりだぜ。誰よりもロマンチックな言葉で君に伝えるぜ。君すら分かってくれなきゃ意味ないんだぜ。え、もしかして、これって絶景ってやつ?

ぐらいのニュアンスで。闇をも闇と思えないぐらいのマインドで。そこに関して、僕の事を、盲目なんて言葉で纏めてくれるなよ。そんなバカな事、思ったりもしてみて。また勝手に感情的になったりしてみて。

 

飲めば飲むほど、頭も痛むし、今朝、起きた、その後に、二日酔いに悩まされる、あの感じ。

あのタイミングに於いて、ハイボールからの酎ハイが良くなかったんや。とか、あそこで締めを買っておけば、、まだ楽だったよな。そんな程度の、そんな雰囲気の、どうしようもない癖に、昨日による今日を、過去を未来を、省みたものの、明日こそは、と、勝手に悩んでしまう決意すらも、きっと恋心で、どうせ、どうしようもない日々の上で、君がいる、彩を生む、そんな結果しか生まない日々に対しても、酒を飲んだ後で分からされ、酒を飲みまくった夜明け、気付かされた、二日酔いに似た感情なのかもしれない。

 

ただ、君に、あの言葉を伝えたかっただけなのだけれど、もう今日は酔ってしまったし、また明日、素面で、いっそのこと。なんて、全部、独りよがりじゃん。感情の原点だけが大事なのにね。

 

恋は二日酔いに似ている。

無我

昨日、近づいた気がした。分かった気がした。

身体と竿の境界が次第に失われていき、

そこに漠然と存在しているかのようで、

それの根源は無。きっと、無。だった。

その無が繋がっていき、確固とした、

より強大な有になり、まだ先を見越す感覚。

意外と冷静だったりする。

あの瞬間は久しぶりだった。

恐らく、脳にも身体にも、

なかなかに覚えさせることは出来ない。

しかし、その狭間の、繊細かつ不安定な、

その感覚に、イメージしておくことはできる。

アレだよな、伝説とか最強って。

音楽だったし、僕達はバンドだった。

完全なる、その日暮らしだった。嬉しかった。

 


先輩達の音楽を沢山、聴いてきた。

ライブも沢山、観てきた。話もしてきた。

 


昨日、なんか、ふと思った。

今の自分がどこに存在しているのかは別の話として、

ベンジャミンバトン的メンタル。

人はきっと、どんなことをも越えていくと、

純粋。に戻っていくんじゃないかな。と思えた。

だから、いつも何かに恥ずかしい自分が、

昨日だけは、恥ずかしくなかった。

少し肩の力も抜けて、自信も持てた。

幼児返り、なんぼのもんじゃい。とか思えた。


かっこよすぎる人を見ると、ずっこいな。

とか思っちゃう自分、少しダサいけど、

笑って許してくれるところが、またかっこいい。


楽になっていく。傍ら、辛くなっていく。

一生、続いていい。続くなら、それでいい。

 


14日に、また何か気付ける。だろう。

 

生きてる。温度を確かに持って生きてる。

誘発

 

仕事からの帰路、油断していた。

南国、鹿児島にしては、

少し肌を刺す寒さがやってきていた。

空気が澄んだ松原町の一角、

そこに、漂う、といより、馴染む、

いや、そこに溶けるコインランドリーからの、

強すぎる柔軟剤の匂い。

イヤホンから流れていた音楽も相まって、

なんだか堪らなくなった。

 

鼻をくすぐった。鼻水は、きっと、

涙を誘発するようにできている。

立ち止まるとき、ひたりと流れる、それら。

 

こんな夜は湯割りよりブレンドのL。

どうせ、シュワシュワが好きだから、

ハイボール飲みたくなっちゃうし、

ブレンドのLを片手に、煙、吸い吸い。

いつもの甲突川の、いつものベンチ。

街灯は控えめ、人と車の通りも控え。

そこで今。

 

悲しみも罪悪感も、きっとキリがないから、

省みるだけ省みて、生きる他ない、儚い。

でも、僕、楽しくないって言ったら嘘になるし、

ずっと前より充実してる、感謝してる。

 

明後日は、なんだか久しぶりのライブ。

この前のスタジオでは、間違えたら、

売れてしまうんちゃいますの。メンタルが

久々に来たから、とても楽しみにしている。

僕のものじゃなくなって、飛んでいけばいい。

 

コーヒーが冷めるまで居よう。

冬は好きだ。

真っ当を全う。

いつになったら、

自分の人生に底から自信を持てて、

人のことを心より思えるようになるんだろうか。

傷つけてきた人の顔ばかり思い出す。

 


今の自分の世界は正解なのかと疑ってばかり。

そんな奴が誰かを幸せにするなんて、

大それた話で見当違いも甚だしいってことか。

 


でも、根元の想いや情熱はいつだって本当。

戦略立てすぎないことが戦略だったりする。

 


自己肯定は増えてきている。

けれど、ずっと不安で、

ずっと後ろめたさや、過去への罪悪感が拭えない。

なかなか自分を好きになれない。

 


より良くしたいだけ。僕も、君を。

ずっと、すれ違って、ずっと、矛盾している。