人を以って、
人からの情けを遠ざけるのか。
事象を終えて、事象から遠ざかるのか。
思想の直結=死の70%
どうにかこうにかするべきなのかは、
僕には毎夜、分からない。
いや、決め兼ねる。
こんな心情を、恥ずかしげもなく、
病者、描写してる時点で、情け無さはお察し。
そんな中、日々よりも自宅にいる自分を信頼し、
身体ごと、ぼくに、全てを委ねる愛猫。
その大きな背を、赤子のように、さする。
「大きくなったねぇ」なんて、
毎秒、死のうと思ってる僕には、
節操ない、他愛無い文言を吐きながら、
心より、慈しみながら、その体を、
几帳面に、さする。
春から夏への換毛期。
手に張り付くように、また毛が抜け落ちる。
その度、「今日を」「あの日から」逆算。
また何曜日なのかを、思い知る。
「五月病」
「鬱病」
流行病の行く末に存在する自分を、思い計る。
いや、思い知る。
情けない。死にたい。意外と悲しくもない。
でも、今日も僕は、なんとなく生きていたい。
また明日の、賽の目に、期待する。
2024/05/14(火)