島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

エコ ユウタイ リダツ

つっかえ棒の片方のゴム
が無くなかった感じ。
長さは調節できるんだけど、
本気を出して無理をすれば、
その隙間に埋めれることもできるんだろうけど。

天秤とかとも違って。
寝て起きたら、確実に置いてた煙草がいつの間にか吸ってしまって居て無くなっていた不安感よりも、最早、買いたての銘柄すら変わってる煙草が馴染みのないライターと置いてある感じ。というか、この誰の家だっけ。

というよな気色の悪い居心地が悪い感じ。
部屋で1人でいると、漠然と心がソワソワしだして、
何かできるわけでもないのに、
そこからも動けないのに、脳と心だけが、僕のカラダからは、かけ離れっていって、僕を置き去りにしてしまう。カラダだけ残された僕は、脳とこころの残りカスだけで、物事を超極端自己中心的消極性論理を使って体育座りをして壁を見つめている。

下界に出たら異空間、非日常なのに、
この下荒田の四畳半に戻ってくると、
昨日の飲み会の喧騒も、さっきまでの練習での僕等の曲も、スタジオの人が僕に少しばかり注意したことも、物凄く他人事に感じていって、なんだか、なんでも、どうでもよくなってきて、毛穴からドンドンどす黒い悪い泥に塗れた虫が出てくる感覚。のまま体育座りで1日の大半を壁や天井を見ながら、過ごす。家では冷蔵庫と冷房の起動音しかしていない。それが終わったら、かけ離れっていった脳と心が戻ってきて、いよいよ始まる。

もっと大きいアイツやってくる。
しかも、その大きさ日によって違うし、
属性も体格も重みも違うんだ。所謂、
来るまでは分からないけど、
それが怖いんだよね、逆に。

ついでに言えば来ると思ってたのに来ないときすらある。
でも、とにかく、あいつはやばいんだ。最近は、とことん暴れて回って散らかして壊して帰っていく。そいつを倒すヒーローの名は知っているが、呼んでも来ないし、まだ呼ぶ声の力すらない。

牛乳とチーズを買いに行きたいんだけど、
もう怖いから、一通りの処方薬を飲み、
あいつが来る前に寝ることにした。

夢で会えたら、まだ大丈夫だし、
夢の方が会わない確率も高ければ、
素敵な夢で終わる可能性もある。

眠ることは大事らしい。
眠れますように。