2017-11-11 無題 要らないものを掻き集め、歌にして喜ぶ暴君。君との言葉を切り取り、歌にして喜ぶ僕。 いくら頑張ってみても綺麗になんてなれないのか。馬鹿にされて消えた、振り返った昨日の景色さえも。 無音のイヤホン、耳に嵌め、街に影を潜めて、死に腐れた僕の目に笑っていた顔が映る。 季節を彩る鍵は僕は君だと悟ってた。項垂れた僕の手に失くしていた温もりが残る。 全てを洗い流す雨なら、もう、止め。全てを壊していく雨なら、もう、止め。