島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

無題

要らないものを掻き集め、歌にして喜ぶ暴君。
君との言葉を切り取り、歌にして喜ぶ僕。

 

いくら頑張ってみても綺麗になんてなれないのか。
馬鹿にされて消えた、振り返った昨日の景色さえも。

 

無音のイヤホン、耳に嵌め、街に影を潜めて、
死に腐れた僕の目に笑っていた顔が映る。

 

季節を彩る鍵は僕は君だと悟ってた。
項垂れた僕の手に失くしていた温もりが残る。

 

全てを洗い流す雨なら、もう、止め。
全てを壊していく雨なら、もう、止め。