下荒田4丁目21-3
酔いに任せた君への容易な発言は、
次の日の気怠さと昨夜の自分との寒暖差に、
身を震わせるかの如く、
何も出来なかった今日への虚無と後悔から、
自分の愚直さに手ぶらで直面します。
僕はずっと君の言葉だけを期待し、待って、
自分で自分を誤魔化し、震える手で、
此処みたいな、過去みたいな安い場所に、
糞の足しにもならな文章を起こすのでした。
比較だけは、よくない。
ひけらかす事は、よくない。
出来るだけ、装ったほうがいい。という、
助言も軽く消え去るほど安易な毎日ではなく、
こんなに寒いというのに、微温湯の様な日々を、
幅の生まれぬ日々を生活しています。
君への言葉を容易に残すよりは、
生活に反映される行動を取るべき。だと、
毎日、自負はしております。
年が暮れます。また歳を取ります。
君の疲労を以っても変えられぬ僕の日々を、
僕自身で変えれるような人間になりたいです。
過去の家庭の苦役や苦汁を、
出来る限り、君との日々の中で、
見えぬように生活できるように。
願うだけじゃ始まらない。
残すだけじゃ意味がない。
来年は明るい生活を。