島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

全粒粉ビスケット

 

妖艶に映る三日月を傍目に置いて、

今宵、また人知れず言葉にし難い感情の下、

ここはてなブログに於いて、

夜な夜な、携帯の薄明かりだけを頼りに、

ツマラヌ言葉の羅列を残さんとしている。

 

今日は、より一層、女々しい気持ちである。

 

僕が買った、君が食べずに出ていった、

全粒粉ビスケットとチョコが一緒になっているやつを食べてしまったのは、もう君はこの家には帰ってこないのではないかと、ふと思ったからである。

 

サクッ、サクッ、と良い音が鳴る。

こんなに歯応えのある食べ物だったのか。と、

口に残るチョコレイトの甘さと、

その2つだけに、ただ身を傾けていた。

 

先ずチョコレイトだって、君がいなきゃ食べれない食べ物だったのに。ウエハースだって、そうだ。

 

でも、僕の1日は、やはり自堕落で、

その自堕落さに腰を据えていると、

次第に心も萎んでいくこと請け合いである。

 

昨夜、筆した通り、食材を買いに出たんだ。

ストレスで香辛料を求める君と鍋をするために

キムチの素を買って、いつか言っていたシチューが食べたい。という言葉を思い出して、シチューのルーと、ある程度の材料を買った。

 

高価な物を買いすぎると、また怒られるだろう。と極限まで安くで済ませたんだ。

 

だけど、だからって、君が家に来るわけでもなく、僕は、買った材料を組み合わせて、情けない炒め物を食べたよ。昨日も今日も。味なんて、しない。から、食べても意味がないんだけど、日々に生きてる実感がない故、過食気味に物を食しているよ。

 

痩せ過ぎてたから、少し戻した体重は、

太り過ぎだ。と言われていた、あの頃の体重に、また戻っていくのだろう。

 

こんな他が為にもならぬ愚直な文を残して、俺はどうやって報われたいのだろう。夜も夜で怖いけど、また明日がやってきて、馬鹿みたいに薬を頬張らないと消えない感情がやってくるのも怖い。

 

何1つとして、変えれていない。

外に出ようとすると眩暈と突然の胃痛に襲われて、

下痢とゲロの応酬で、そんな中でも昨日、外に出たかった食材たちは、僕よりも君の帰りを待ち続けていることだろう。

 

ちゃんと寝て、ちゃんと起きる生活だけさ続けているよ。おやすみなさい、