島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

夜への。

 

怖い。

 

と思った。

 

人を送り届けるべく、

夜の、外に、出た、瞬間の感情は、

それに尽きた。

 

隣に長年の付き合いの人が居てもだ。

 

今日は楽しかったからかなぁ。

 

なんて

 

祭りの後。のような虚しさでも、

 

家に帰ったら1人かあ、さみちいなあ

 

なんて

 

赤子の甘えのような、

 

その様な類の何でもなく、

 

漠然とした恐怖だ。

 

人は何かにつけて理由をつけたがるし、

意味を求めがるし、何かのせいにしたがる。

従って、俺もそうだ。

 

日常的には、むしろ、一般の方々よりも、

論理付けて、意味付けて、逃げ回る。

 

それなのにだ。

 

分からない恐怖。が、

 

今、俺の中には存在するし、

 

そういう日が多い。というだけの話だ。

 

又、それに従い、眠り辛い体質だ。

 

幼少期からだ。

 

それ以上も以下もない。

 

余計な詮索はしないでくれ。

 

俺に聞いてくれ。

全てを話す。

寧ろ、全ての俺の話を延々と

聞き続けれる馬鹿もいないだろう。

 

長いぞ、俺の話は、

それの論理や理由やこじ付けや、

しかも、感情の不安定も足されたら、

支離滅裂で話の目処が立たない。

 

その覚悟で

「俺の夜への漠然とした恐怖」について、

聞いてくれる覚悟があって、

 

噂や、詮索をしてるのだろうな?

 

いや、そうではないだろうな。

 

俺は分かっているぞ。

 

酒の肴になるなら結構である。

俺のいない場所で俺の話が出るなんて

光栄なことじゃないか。

 

でも、もっと、大胆にいたらどうかな、

 

俺も、お前達も。

 

面を向かい合わせて、

 

胸を張って、愛を語ろうじゃないか。

 

最後は握り拳でも、握手でも、抱擁でも、口付けでも、乾杯でも、沈黙の連続でも、何でも構わないよ、僕は。

 

君には、その勇気があるかい。

 

僕にはあるよ。馬鹿だからね。

 

人と話がしたいんだよ、たくさん。

 

そこで、その人に有るもの無いもの、

 

照らし合わせた自身を重ね、

 

また漠然とした夜を迎えるわけだよ。

 

何が言いたいかってことは特筆することはない。

 

だが、怖いってことぐらいで、

 

俺は人が好きだな。ってことぐらいかな。

 

なんでもいいや。