「66'」
もう、どうなったって、構わない。
泣いても、吐いても、朝は来るのさ。
過去の所為にして。
もう、どうなったって、構わない?
触れども、触れども、君は去るのか。
僕の所為にして。
もう少しだけ側に居たいな。胸も痛いな。
ああ、また日は暮れるのか。笑っちゃうよね。
もう、どうなったって、構わない。
飛ぶのも、刺すのも、変わらないのさ。
決まって朝は来るのさ。諦めてさ。
「ふわり、ふわりと、水面に浮かぶ。
過去の波紋、光を魅せて。
そろり、そろりと、未来に映る。
綺麗ね。声が聞こえた。」
さよならさ。輝く明日。
疲れたろ。結んで開いて。
さよならさ。全てを介して。
遠のく言葉、まだ見ぬ明日。
さよならさ。さよならだ。