島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

魚類

人の死や天災に酷く鈍感なのは、

是迄の生い立ちが大きく作用してるのではないだろうか。

幼少の時、大好きだった祖父が死んだのが最後。

涙を上手く流せなかったり、上手に悲しめない自分に、

余計に悲しくなったりする。


当事者意識という言葉に惑わされたり、

タイミングを得れない自分に苛ついたりして。

ここまで羅列した感情の幾つかも、

純な気持ちなのかは分からない。


でも、その全ての根源が、詰まる所、

純だったならば、どうなるだろう。

非現実の深海をを夢中で泳いでいたら、

現実という陸に上がった瞬間に、

呼吸がし辛くなったり。


しかし、人間。

上手く笑ったり、上手く悲しんだり、

できたり、できなかったり。

つまり、人間。


両生類になりたかったのに。

魚類では、この現実の陸では息ができない。