City Popの所以。
眩く光る、その灯りに、
慣れに慣れて、進み過ぎる時と道。
喧騒で時報が聴こえない。
子供の泣き声が止まない。
季節の渚にて、待っているね。
摂氏6度、隙間風、追い風に変え、
シティポップの所以を追え。
ここでしか歌えない歌が、やっぱり在るんだね。
我が物顔で物語を紡いだ振りして、
目の奥の隙間を尖らせて、他所を咎めている。
高く、大きく、眩しく、
七色の光より虹色。
やたら、無駄に、綺麗。
恥ずかしげも無く抱き合い、
目をキョロキョロさせて、
俯いた風に画面を覗き込む。
人混みの中だと貴方の目が見れないね。
大きな声で話してもバレないさ。
誰も聞いてないよ。
小さな声で歌っても聴こえない。
誰も聞いていないよ。
夜の喧騒はヒップで溶かして、
朝の静けさをホップに混ぜよう。
気遣いの気付けずに愛だなんて。
しかし、君は君達との間なんだ。