「いや、いや。」
発熱してポカリを飲んで、
邪な感情なんて優に消え去って。
ただいま、木霊して、
布団敷いて潜り込んで。
温もり忘れたくて髪の毛切ったって、
それを見つめる、眼差し、消えなくて。
ねじれた髪に、溶ける、光、ウザくなって。
遠くで生きる日々を、君を、想う。
いや、いや。嫌々。
いや、いや。嫌々。
携帯の充電器は直ぐに壊れる。
日常は淡々と進んでいく。
アイツの彼女は毎日、卵焼きを巻いている。
俺はと言えば毎日、トグロを巻いている。
大して才能もない状況を憂うべき憂うほど、
耳を傾ける人は減っていく。
また酔って、Lチキ買って、爽健美茶飲んで。
ヘルシーなカロリーで明日を迎え撃つ。
ヘルシーなカロリーで明日を迎え撃つ。
ヘルシーなカロリーで明日を迎え撃つ。
いや、いや。嫌々。
いや、いや。嫌々。
あぁ、でも、そう言えば、言ってなかった。
「ごめんね」