寂しさなんて堪えて眠るだけ。
感情が生きると言葉が死んでいく。
夜の徘徊、深夜のコンビニ、
手の温もりだけは忘れない。
遅すぎたタイミングは怠慢の果てか。
減った体重、見失った現在。
絶景を超える絶景を。
震える両手、堪える口元。
大人になったと呼ばれた時、
忘れられる幼少の要所。
寂しさなんて堪えて眠るだけ。
離れると分かって離れない愛。
慈しむ寝息、捉えられない心。
侘しさなんて自己満足の形。
慢心だらけの満身。
見たところ、お変わりないようで何より。
消えそうで消えない火で、煙草を点ける。
告げる日、そう、遠くはないのに、
遅すぎた感情、現状。
また耳鳴り、眠れない日は続く。