2018-02-19 果て 畏れ多く、日々に何の産物も産むことができず、 ただ自己嫌悪から成る、四畳半に渦巻く憂鬱を、 勝手に感傷や思想と名付けるばかりの男は、 外に一歩出て、人と交わるとなれば、 最果てまで道化を演じきらなければならぬ。 誰か如何程かの借銭と、 飲酒を願う。 私は世間から離れるために、 眠剤を飲んで光を遮断して眠ります。 また。さようなら。