進めてたRPGだけは既に佳境。
誰に対してか、
全く見当もつかない罪悪感に、
押し潰されそうになりながら、
ほぼ一歩も外に出なかった数日。
人生なんて、
比較するものではないと言われるが、
何かに傾いてないと、自分というものが、
何者なのか見つからないので、
苦しくても比較をしてしまう。
全く連絡の音沙汰なかった友人から届いた、
結婚式の招待状。次は先輩ではなく、
同じ歳の友人だ。暫く顔も見てない。し、
声も聞いてない。恐らく、行くだろう。
予定がないと、いつでも、どこでも、
くたばってしまいたくなる。
けど、ハムスターの餌を変える度に、
なんとなく、その生命力に惹かれ、
死ぬまい。と単純な発想から、
死んだとて。と複雑な思考まで行き着く。
泣きつく場所は、もう、
近くには見当たらない。
みんな、それぞれの山を登るのに必死で、
土石流が発生しても、それぞれの護り方で、
必至に耐え忍んでいる。
僕のザラザラな心は、今の所、
飼ってるハムスターより弱い、確実に。
明日は久しぶりに鹿児島で弾き語りをする。
なんだか怖くて震えている。
今更ながら、受け容れてもらえるだろうか。
なんて、気にしている。
もうそんな時期でもないのに。
進めてるRPGはもう佳境だ。
終わりが見えてるものは、
少なくとも悲しい。
部屋の隙間を埋めるように、
ずっとテレビをつけるか、
ラジオをつけるかして、
お笑い芸人の声を聞いている。
その声達に、含み笑いにもならぬ、笑み。
何かに、ほくそ笑んで、日々を濁らしている。
約束を疎かにばかりしている。
人に。どう?って聞かれても、
次第に何も答えられなくなってる。
家で1人、少し弱めに呟く、
助けて。と。
何にか、誰にか、わからないけど、
救いを。