島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

これは、最早、病ではない。

Twitterに少し書いた、分かりづらい文章。
手記の日記にも書いた、自分でも分からない現象。

「夢が現実を追い越してきている。」


僕の最近の日々はと言えば、
明朝か、昼過ぎまでか、
(これは決まっていて、)
自分の家なら午前7時、
彼女の家なら午後14時に眼が覚める。
100%で。謎。

アラームなどかける用事もない。

起床して、調子が良ければ、
調子に乗って、友に電話して茶をしたり、
スーパーに買い物にでも出かけてみて、
彼女の夕食を準備したり、
スタジオでメンバーに言われた注意点を、
ボイスメモ聴きながら、フンフン言って
練習したり。

調子が悪ければ悪いほど、脳と身体は鈍り、
リクライニングソファとやらから動けずに
麦茶と煙草だけを目の前に置き、
只管に火をつけ、町田康太宰治の文庫を読み漁るか、
ゲームを嗜むか、漠然とした不安に寄り添う。呑まれる。


漠然とした不安だけならよかったのだ。

それだけだったら楽だったのだ。

最近は変わってしまった。

寝てる時に夢を見る。悪夢が2割。
それはトラウマ的な要素の夢だ。
全て一切、詳しくは覚えてないが、
タイミングよく寝言を聴いた方々は、
誰かに何かをずっと謝罪してたよ。とのこと。
頻繁に聞く。

問題は残り8割の夢の話だ。

その夢は、
忠実に僕に現実的、途轍もなくリアリテイが深い。

とても身近な人とラインをしたり、
出かけ先で会って話し込んだり、
電話をかけたり、かかってきたりで、
最後には何かしらの約束をする。

何処かへ行くとか、スタジオに入るとか、
その人のライブを見に行くとか、飯食う酒飲むなど様々。
その約束の日から
当然のように
今の良い時もありゃ悪い時もある
いつもの日々は経過して
その約束の当日に約束を思い出し、
焦りながら起きねばと起床する。


そこまでが夢なのだ。

然し起床した時点では気付いていない。
夢の真っ最中?狭間?

焦る僕はラインをチェックし、
スケジュール帳を見て、家のカレンダーを見て、
全てを思い出そうとする。
然し、まず、日付も時間も全く違うのだ。
2週間ぐらい先の日付だったりするのだ。

 

というか、そんな約束自体、存在していないのだ。


最初は特に別として何とも思っていなかったが、
今週1週間から2週間。ずっとこの夢だった。
伝わるかな?意味が。言葉に起こしづらいのだけど。

僕は恐怖した。寝るのが怖かった僕は、
薬で寝れるようになり、
次は起きるのが怖くなった。

僕は見解した。

落ち込むことや瞬間の怒り、恐怖には純に迅速なのに、
それ以外のことは、やけに脳が冷静で、比例して、
昔より随分と気持ちとやらも冷めてきている。
だから、その冷静さを利用して、これを見解した。

僕の周りには疲れてる人が多い。
そりゃみんな疲れてる。
自分の事、仕事や学校の疲労でも手一杯なのに、
家庭、恋愛、目標、将来、現状と未来の差、
追うように追われてる日々。
のしかかられてる人々を見て僕は思う。

大丈夫かな、僕。と。こんなのが生きてて。と。

今は休息だ、休息だ。と、
先ず周りから、そして、最近は自分でも
言い聞かせながらも、僕は僕で、やはり不安は不安だ。
兎に角、不安だ。何が?今が。

この脈略もなく、当てもなく、
ただ怠惰な落ち込み切った現実、
精神、身体、日々、日常。
途方も無い、他人の時間を無駄にしてる感覚。

理想とは真逆なのだ。

いや、語弊がありますね。
みなさんが理想の日々を過ごせてるなんて、
そんなことは思ってはいません。
過ごせてたら僕も喜ばしいです、純に。


普通にできてたことが出来なくなり、
その理由が分からず、最早、ただ、
様々な力を借りては貰って逃避してるだけなのでは。
と隅にはある。開き直れるわけがない。
元来、気にしいで女々しい。

普通の人が普通に歩き働き疲れ
食事をし、ライブをし、仲間と、
笑いも喧嘩もする日々が、
僕の日常に於いては極限まで減っている。

それを夢で、
俺の理想と俺の現実を、
馬鹿な頭と心が、
どうにかこうにか擦り合わせようと、
どうにか近付けようと、此処で折り合いつけようと。
している。してやがる。

という見解になった。きっと。
というか、そうだとしか思えない。

おい、俺の中の馬鹿な脳みそと心身よ。

その行為は今の俺にとって全く真逆だ。

より空虚な気持ちに、
より面倒な精神になり、

日々、生きて、時間を経る毎に、
「最も楽に死ねて、その中でも、最も人に迷惑をかけない方法」を思案して検索すること。という糞の果てのような時間にしか辿り着けぬ。益々、情けなく辛くなる一方である。

動き出さねばならぬ。という焦りに、
また何かが邪魔が入るだろう。どうせ。

生きてる。という実感ないまま生きてる。
死んだように生きている、現状、畜生。
だ、本当に身を以て。

こんな現状の僕に人を思いやれる力なんてないと
打ちひしがれ、また逃げるのだろうか。

唯一、楽しみにしてた今週の練習、今日。
今さっき終わったが、

安定剤の効き目も
メンバーの疲労も抜群に相まってしまい、
期待してた実感はなく時間が経った。

悪い練習ではなかった内容は。

寧ろ、しっかりとした丁寧な練習ではあった。
だけど、勝手に、こんな日々の中、俺は1人、
生き甲斐にしようと意気込んでしまっていたのだ。

それはバンドじゃなくても、今日で無くとも、
いつでも、誰とでもあることだ。


また眠りにつくのが怖くなる。
そんなことなら、もっと、
激しく現実から懸け離れた夢を見させてくれよ。


無理なら、どうにか現実で、起きながらにして、
しっかりと自分で、いつか、いや、早い所、
少しずつ何処かで何かを創らねばならぬ。


これは最早、病気ではない気がしている。
救いを求める場所も人もない。心は見えない。
風邪みたいに身体に出てくれたらいいのに。


暗くなってしまったが、
スタジオが有って、明日と明後日は
彼女が休みで、2週間後には熊本にも行ける。
俺はまだ生きてる。

 


死に損ない。
トドメを派手にクレ。か。

 

こんなものを、
読んでくれた人ありがとう。
読ませたくて書いてるのだけど。
だからこそ、ありがとう。


承認欲求というより、最早、それをも越え、
メンヘラアピール文章の羅列になってしまったが、
いち反面教師や、誰かの文庫の短編のような
心持ちで読んでください、これからは?これからも?

そして、本当にお茶とか何でも誘ってください。
お願いします。


良い週末を。