島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

先程の話。先日の夜中の話。

 

最近の朝は、

仕事に行く彼女に合わせて起き、

僕はそこから自分ちに帰る。

 

調子が良ければ、何かしらの行動を起こし、

外を出歩いたり、勉強したりする。

 

調子が良くなければ、

帰宅後、そのまま床に倒れ込んで、

すぐさま寝る。そして、寝続ける。

 

今日は中途半端な気持ちだったので、

コンビニで野菜ジュースだけを買い、

それをもう食事とし薬を飲み、

いつも通り、腹を下し、すぐさま寝た。

 

こんな毎日だからか、

「俺は今、夏休みの中に存在してる」という夢を見た。

とても不思議な心地が襲って来ていた。

「あ、やべ、宿題しなきゃ。」という漫画にも使われないぐらいベタな。自分の寝言で目覚めた。涎は垂れまくっている。僕は寝起きの朦朧とした意識の中、

 

「あれ、夏休みだっけ?何休みだっけ?いや、違う。じゃあ、宿題ってなんだ。読書感想文と漢字ドリルを命じられてた気がする。漢字ドリルを鞄から出さな。え、でも、やり残したことあったか。というか俺は何に追われてるんだ。いつまで夏休みだっけ。宿題しなきゃ。って俺は今までの長期休みの宿題なんて出したことはなかったぞ。何を言ってるんだ。何に追われてるんだ。おい、ここはどこだ。今は、いつだ。」

 

と、脳内か心でか、分からぬが、

ガーガーしてるうちに、また眠っていた。

そして、先ほど、起きた。

 

なんだか、今の自分の状況からすると、とても腑に落ちる夢だったので、記しておいただけ。

 

話は変わるようで変わらないし

変わらないようで変わるが、

 

深夜、寝る前に思い出す、幼少時の毎週土曜の夜の話。とても悲しい思いをする曜日だった。

クスリばかり飲んでるので、安定に安定を重ね、心の麻痺ミルフィーユ状態の俺から、簡単に涙なんかは出ないけれど、心の奥底、やはり、えげつないぐらい悲しくなる。

 

けれど、なんか、ふと気づいた。俺はこのまま生きていけば、最近、僕を囲む人達といれば、もうあの時のような悲しみはやってこないだろう。いや、決して、やってこない。確実だ。

終わったのだ、もう、僕が囚われていた数々の悲しみは終わったのだ。と、安堵したのだ。

 

僕はすぐ隣で寝ていた彼女にそれを伝えた。彼女は寝ぼけながらも、

 

「その通りよ。あなたの個性が繋いだ人達なのよ。貴方は人一倍、人に感謝できる人生だったわ。それが良かったのか悪かったのかは分からないけれど。その人達は今の貴方といる。だから、大丈夫よ。もう大丈夫。」

 

と言い、少しの力で僕を抱きしめてくれた後、寝息を立てながら眠り出した。僕は安堵と同時に、その裏の不安まで予測してしまうので、暫く悶々とした後、眠りに落ちた。

 

しかし、次の日の朝、少し心は軽かった。これが、療養か。と思った。

 

 

夢のような日々なのか

日々のような夢なのか。

 

 

心の麻痺ミルフィーユも悪くない。