島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

スケーターになりたい。

 

何に苛ついてるのか、

何に嫌気が差してるのか、

一切、分からなくなり、

 

別に鬱のような状態になってるわけでもないが、

ここ最近の生活が、スライドショーの如く展開していってる。パッと目を開ければ仕事、ハッと右を向けば食事、そっと振り返れば睡眠。のような。

 

何かしらのアクションを起こして、

感情を躍起して、それらの見返りや、

目に見えたり肌に感じたり匂いを触ったり、

するような実感が得ることのできぬ日々。

 

趣味を謳歌していれば、インプットだらけの毎日になり、なかなかハッピーになるだろうと思っていたけれど、大して、そんなことはなく、俺はこんなものたちに囲まれて、本当に大切なことから目を背けてるんじゃなかろうか。昇華せねばならぬ心の火をを消化するでもなく消火していく毎日なのでは。と漠然と不安になり、やってられねぇ。となった一週間でした。

 

そんな僕は、これは身体が疲れてないのに、心だけが疲れてるから、その隙間に悪が差し込んでるのではと思いまして、今日、仕事終わり帰宅後、すぐさま着替えて、ひたすら、目的もなく、とりあえずランニングを始めました。本当はフラカンを見に行きたかったが、金がない。バンドマンなのに好きな音楽を聴きにいく金がないのだ。ヤケである。そうなればひたすらに身体を疲れさせて全てを忘れたいのだ。徹底したオナニズム。目も当てられない。

 

走りながら、自分のオナニズムが恥ずかしくて堪らなくなってきた。ひとが騒いでるのがムカつく、成功しかけてるのがムカつく、心が弱いから、何も応援できない。なんでだ。誰かイラつかない方法を教えてくれ。知り合いに会って何してるのかと聞かれたらなんて答えよう。ランニングですって言おうにも、素人すぎて靴はクロックスだし、下手したら罵倒される。クソが。どうしよう。と考えてるうちに、当初の悩みは薄れていってることに気付き、自分のオナニズムも、まぁ悪くないものだと思いまして、気付けば、紫原から坂を下り、武町を抜け、中央駅ウォークインスタジオに到着。足パンパン。そこで気付いた。おれの悩みなんて誰の腹の足しにもならん。ただ辛いだけだ。意味がないと。

 

来月のライブのチケットを受け取り、歩きながら、紫原へと帰宅。家に着いても、なんだか憂鬱で、クソもつまらない時間だということでギターを持って公園へ駆け、冬限定発泡酒、冬限定缶チューハイを購入し、疲労に拍車をかけるアルコールに幸せを感じながら、公園でポロポロ。全てをさらけ出し、小男が泣き喚くような曲ができた。

 

なんかもういいんだ。こんなんで。たぶん。

そんなに人生は一転して面白くなるわけもない。

たまに裏切り、たまに裏切られ、たまに抱き寄せ、たまに付け放し、生きるのみ。なんだろう。

 

いい文が書けた気もする。

それでいいんだ。

 

おやすみ