島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

過ぎたるが及ばざるが如し。

ここ何週間か、いや、何ヶ月間か、

ひたすらにインプットの期間だと言い聞かせるかのように、色んな趣味を始めてみて、没頭し続ける日々でした。漫画、ラジオ、水泳、釣り、カードゲーム、海外ドラマやら。

 

久しく音楽がメインではない生活を続けてみたら、案外と悪いものでもなく、むしろ、なんだか自然に其処に気持ちは向かないものだなぁ。と思ってたのでした。僕は丸っきり、音楽のやり方を履き違えてたのかもしれないな。と思いました。(間違ってはなかったけどね、一切。)

 

そんな中、大好きなアナログフィッシュの下岡さんが鹿児島に舞い降り、若松剛さんも出るということで、ウォークインスタジオに弾き語りを見に行ったのですが、まぁ凄かった。俺はまたまた音楽の捉え方に対して勘違いしてたなぁ。と思ってしまったのでした。すぐ意見がブレる奴だと罵られたら言い返す言葉など持ち合わせてはいないのですが、あの堂々たる音楽を魅せられたら、そりゃ脳内宇宙の中にある小さなコスモなど投げ捨ててしまうのです。

 

インプットばかりじゃクソも食えねえ!こりゃ直ぐ曲を作らねば。などと奮起して帰路に着くのですが、案の定、海外ドラマを観て就寝。

 

そんななか、朝早々、起きて、今日は久しぶりに人前での演奏。鹿児島は美山窯元祭に見参したのでした。

 

雲ひとつない青空、老若男女問わず、素敵な笑顔で、田舎町露店だらけの区一帯に、それが佇む。それだけで休日が満たされていく。ビールもうまい。が、飲みながらフラフラ観てた、おやすみゴーランドのマツキヨの演奏観てたらグイッと緊張。しまった。緩く来すぎた。帯を締め直さねば。と、裏で確認するかのようにゆったりゆらりと歌っていたら、ウォークイン野間さんがポツリと僕に囁きました。それを胸にステージに立って歌ってみたら、まぁ導火線に火はつかず、まぁ自分の歌詞に思い直す部分もあったし、こんなもんかとイジケ気味でステージを降りると、僕が一方的に存じていた諸先輩方が強めのハグやら強めの握手、そして、約束までをくれて、僕はひたすら歓喜し、心の中で喜んだ。一緒に来た太珠もなかなかいい顔だったし、良かったかな。

 

そして、諸先輩方のライブも、それはもう大将軍ばりの演奏。ただただデカかった。

 

帰りに話してくれた野間さんからの言葉も胸にしっかり。

 

ビール飲んだらコーヒー飲んだら、携帯無くして、後輩たちに多大な迷惑をかけたりしながら、夕焼けが沈み、静かに夜が深まり、今となるのです。

 

今日はまだ終わらないけど、とても素敵な何ヶ月かだったし、色んなことを気付かせてもらったので、皆んなにも報告でした。

 

やっぱり、音楽は、やめれんですね。

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