島崎清大「ただ、生活。」

その日暮らしGt.Vo.島崎清大の日記。的な。文学かぶれ。

Panic Through Sound is Dead.

Panic Through Sound is Dead.

 


雨音が聞こえてきて、

外に出て汚れた身体を洗う。

汚れは落ちることなく、

心が排水溝に流れた。

 


ラブソングが歌いたくて、

家で1人、隙間と話していた。

今日も、どうも、どうかしていて、

眠れなさそうだ。

 


イマジネーション。

 


君は歌っているかも。

君は眠っているかも。

君は踊っているかも。

君は忘れているかも。

 


どうかしてる僕、

君と同化したいから、

手を繋いで眠りましょう。

 


どうなってもいいから、

僕と同化するべく、

手を繋いで眠りましょう。

 


目覚めたら、全て忘れて、

定食屋さんにでも行きましょう。

亡霊

「期待した私が馬鹿で欲張りだったのよ。」

誰にでも、誰かの亡霊が寄り掛かる。

退廃的空間で排他的生活。

ハムスターの滑車の音が、よく響く。

病は気から。って、巷で聞くけれど、

その気ってヤツを然程、理解してくれないじゃない。

小さな文字を大きな声で読む。

大きな心をか細い声で伝える。

心を澄まして、耳を凝らして、日々を殺して。

髪とかして、君思い出して、雨見つめて。

いつでも、いつかの後悔が寄り掛かる。

惰眠

汚い身体に汚い雨が降る。

さすれば、綺麗になるかと思ったが、

心が下水へ流されたばかりだった。

死ぬって言葉、他の言い方に変えてみて、

生きるって概念、もう深くは考えずに。

互いに敬愛の念を忘れず、自己主張ばかりせず、

譲り合って、お祈りすれば、成就する。

寝返りしか打てず、携帯の明かりで、

煙草を吸い、糞尿すら立てない日だって、

そりゃ生きてたら偶にはあるよね。

過信してたわけでもなく、

怠慢してたわけでもないはずなのだけど、

傷つけたり、迷惑や勘違いさせたりするばかりで、

僕の大切や優しさなんて何かの足しになるのでしょうか。

散文的だと言われた。成る程と思った。

成る程。と思うこと日々ばかりで、

また少しずつ心が死んでいく気すらします。

明日は望んでます。朝日も恋しいです。

手を繋いで眠りましょう。という、

歌詞ができてホッとしました。瞼よ、重くなれ。

薄っすらと皆様に幸あれ。

夕暮れ

対して、才能もない状況を憂うべき憂う程、

力無き声に耳を傾ける人は多くはなく。

酔って、Lチキ買って、爽健美茶飲んで、

ヘルシーなカロリー、明日を迎え撃つ。

寂しさに次いで出る言葉は、ほとほと虚しく。


アイツの彼女、毎日、卵焼きを巻いている。

僕はと言えば毎日、とぐろ巻いている。

アイツと彼女、毎日、笑いあってる。

僕はと言えば毎日、かっこつけてる。


昔の話はしないで。と、

自分でトカゲの尻尾切り。

出会いは絶対値で、関係はどうだい?


それなりに連絡をとって、

それなりに疎遠になって、

馬鹿らしくなって、また悲しくなって。

発熱

発熱してポカリ飲んで、

邪な感情なんて優に消え去って。

ただいまという言葉が四畳半、木霊して、

布団敷いて潜り込んで。

 


温もり忘れたくて髪の毛切ったって、

それを見つめる眼差しは消えなくて、

ねじれた髪に反射する、

雨音すら鬱陶しくなって。

遠くで生きる日々を心無しに思う。

 


寂しさなんかで枕は濡れない。

涙なんて、なかなか、流れない。

 


携帯の充電器は直ぐに壊れる。

日常は淡々と進んでいく。

離してもいいから話そう。

 

時間を始め、凡ゆる物は、きっと誰にでも一定に与えられているはずなのに、そこで色々な物や人とぶつかり、実感は異なりながら、人生は進んでいく。

 

漠然とした不安や、どうしようもない壁に隔てられながら、僕達は言葉にしちゃいけない言葉を堪えながら、毎日を生きています。これから年を取れば取るほど、それらは姿形を変え、価値を変え、きっと重みになると信じながら、生きていきます。

 

悲しみや不安などの感情ってものは、その一瞬の光でしかなく、大切などという言葉は、ずっと傍で持ち続けれるものでもないのでしょう。

 

しかし、僕等に求められているのは、きっと、「気付く」という行為であるような気がします。これは、本当に大切なことだと思います。だから、僕はまた人を好きになれたのでは。

 

僕がしてきたこと、してもらってきたこと、今、話してる言葉、忘れられない表情や涙。余計な言葉の中で忘れていく大切な言葉と想い。先まで持っていけない重い荷物。

 

その時は気付かなくても、その果てで気づけたのなら。後悔や喪失、愛や夢、本当の終わりを迎えるまでには、きっと自分の物になっていることでしょう。だから、きっと、遅くはない。

 

目に見えない物を追いかけていたら、目に見て分かってもらえる日々が訪れた。あなたが大丈夫と言えば、もうきっと、大丈夫。

 

今日はライブ。マインドは良好。

2018/12/15.

 

 

 

暖冬

 

今年は全国的に暖冬とのこと。

でも、やはり冬は寒いし、1人は寂しい。

優しい言葉に騙されて、自分の意思を見失う。

言葉が出てこなくなる。その事態よりも、

それでもいいか。半ば諦め気味の自分の幸せさに、

ほとほと呆れる。

溜飲を下げて、キンタマもぶら下げて。

頭がいいと思っていたが、

そこまで優れてる訳でもなく、

大切なものはいつも見失ってばかり。

気づくのも遅いし、気付いた時には、

これ何度目だ?と自分を呪う。

しかし、優しい言葉に騙されるのも、

分かり合えないのも、分かってもらえるのも、

どちらでも、全ては同じ大きさで美しい。

稼いだ札束の重みと、借りた金の重みは一緒。

何故、何も言いきれない。

感謝を食って糞して生きてる。

腐らせはしない。腐りもしない。

僕ら、基本的にダメなんだから、

人のこと否定する余裕なんて本当はないし、

僕ら、基本的にダメなんだから、

人の事ぐらい、本当は応援できる。

マインドと思想と経験のバランスを意識しすぎて、

大切なこと、忘れてんじゃないよ。

年が変わる。年号も変わる。季節も変わる。

変わらないもの、ありますか。

そんな日々の中、大切なもの大切に。

自分の事ぐらい愛せますように。